CoCo日記

「最近オシッコの出が悪いなあ・・・」、「尿に血が混ざる・・・」などの症状が出たら、要注意です。膀胱炎や尿結石などの病気が考えられます。冬場、寒くなって運動量が減ると、飲水量も減って尿が濃くなり、尿結石ができやすくなります。特に去勢している雄の太った猫に多く、もし尿結石によって尿道が詰まって尿が出なくなると、2・3日で命に関わる事態になります。一番多い尿結石は、尿のｐＨが高いときにできるストルバイトという結石です。尿検査で尿結石はすぐに検出できるので、おしっこの状態がおかしければ、来院の際、尿も一緒に持ってきてください。もしも尿結石になったらどんな治療をするのかというと・・・、尿のpHを下げて結石を溶かす特別食を食べてもらいます。1〜3ヶ月で結石は溶けていきますので、その後は結石を作らせないためのフードをずっと食べ続けてもらいます。ずっと！？一生！？と思われるかもしれませんが、一度結石ができた子は、体質的に尿結石を作りやすいのです。そのため、尿のｐＨを至適に保つフードを食べ続ける必要があるのです。処方食を続けるのは大変ではありますが、考え方によっては食べ物で制御できる病気でよかった・・・、とも思えますよね。お散歩の時のおしっこ、猫砂のおしっこ、注意して見てあげてください。
  

本日第一回のパピークラスを開きました。小雨日和だったにも関わらず、3組のご家族が参加してくれました。どの子も生後7ヶ月未満のパピー（子犬）です。初めは緊張して歩けなかったマルチーズmixのひめちゃんも、お父さんのリードですたすたと歩いていました。ミニチュア・ダックスのピー子ちゃんは飼い主さんのお孫さんととっても仲良し。今日初めて自分以外の犬と会ったそうです（！）フレンチブルドッグのオリーブちゃんは初めは興奮ぎみだったけれど、最後は落ち着いて伏せも上手になっていました。（いつもは軟らかいクッションの上でしか伏せをしないオリーブちゃんだそう。今日は特別！？）　この3組にポメラニアンののんのんと、ラブラドールのココちゃんが加わって、とてもにぎやかで楽しい1時間でした。集まってくださった皆さん、ありがとうございました。　子犬の頃に、いろんな人や犬と交わっておくと、将来の性格形成に大いに役立ちます。　あるドックトレナーはこう言っていました。「どんなに臆病な犬でも、100人の人と100頭の犬に会わせれば社交的になるものだ」・・・毎月パピークラスは開催する予定です。興味のある方はぜひどうぞ