子宮蓄膿症
2015年09月09日/ CoCo日記
最近、何故か子宮蓄膿症のワンちゃんがたくさん来ています。今日手術したはなこちゃんで、ここ2か月の間で6件目です。
子宮蓄膿症とは、子宮に細菌感染がおこる病気で、避妊手術をしていない中~高齢のワンちゃんに多く見られます。でもはなこちゃんはまだ6歳。若くても油断できません。はなこちゃんの場合、昨日、元気だけれど右前肢をかばう、とのことで来院されました。念のためフィラリア検査と血液検査も行ったところ、感染を示す白血球数やCRPは異常値を示し、偶然病気が見つかりました。本日、早速卵巣・子宮摘出術を行いました。子宮は膿でパンパンに腫れていました。もし病気に気付いていなければ、1週間後には倒れていたかもしれません。気づいてあげれて良かった~この病気は通常、発情のあと、オリモノや出血が続いたり、微熱、食欲・元気の低下、水を飲む量が増えるなどの症状があります。高齢になって、病気になって慌てて手術を受けるのは、とても大変です。ぜひ若くて元気なうちに、避妊手術は受けさせてあげてください
(手術を終え、ほっと一息ついているはなこちゃん)
Posted by cocoanimal at 15:36